借入金の使い道を教えてください

10年以上20年以下

親も転勤で官舎を移り、都営住宅、その間、子の為に民民間借家で過ごしたので、間借家を借り、定年退職で戸建て住宅を建てるまでの間、私の住宅体験も豊富になった。住まいの価値観は人の成長変化に伴って染みこんでいく。その者の境遇や環境が青少年の多感な時代に影響を与えつつ育まれ、住まいに対する価値観が決まる。私の住まい感は子供の頃の長屋から生まれていると言っていい。いわば集合住宅から始まっている。だから、コーポラティブ住宅が住まいのあるべき姿であると信じて永山ハウス(仮称)を進めているのも原点はここにある。
人間は共同生活を好む動物であり、結局は何らかの関わ

りなくしては存続も出来ないもの。コミュニティを中核とした住宅づくりは住まいづくりの原点であると信じている住宅は男の甲斐性という暗示に満ちた洗脳は私の頭にもこびり付いていて、結局、三七歳にして持ち家を持つことになったのだが、住宅余剰時代は無理をして住宅を所有する必要のない時代である。

住まいは巡り巡ってくるものであり、戸建てがゴールだとしても親世代からの継承すべき財産があるのだから、いつかは一戸建てに住むことも無理をせずとも実現する環境がある。今後の社会では努力なしで到達点までいける道が準備されてい造る建てる買うかの選択だった。今後は住まいがる。
以前は、住まいは余っているのだから、選ぶだから無理をして家を建てなくても良いということになる。というのが持論。
コーポラティブ住宅を造り続けているのは、それでも、求められる住宅が現実にないからに他ならない。たま·まちせんの核となる目標も住まいの循環人間が生まれて死の実現である。それぞれのライフステージにふさわしい住宅がある。人によっても異なるがぬまでに、小規模世帯が増加する今後は集まって住むことの大切さがさらに求められる社会になる。

生産農業所得統計集まって住む為の住宅はこれまでのマンションではない。集まって共に住むための仕掛けが備わっていなければならない。共同で利用できる食堂や憩いの場。維持管理費負担が少投資コストが軽減され、さらに長期活用できるスケルトン。ないマンション運営。多様な既存のマンションでは不十分な要素がありすぎる。
家族にも対応する住まい形式など、だから、新しい住まいを提案している住宅ストックを活用した循環既存の住宅ストックを活用することで住まいの循環を完結でき多摩ニュータウンには、る時代が全国でも先駆けてやってくると思う。公的賃貸住宅という大規模大量の住宅ストックが活かされると住宅の利用コストは極端に低額になる。多摩ニュータウンにある住宅ストックは長期利用可能な住宅ストックが殆どである。
耐用年数を長期に引き延ばすことができれば投資コストに対する利用コストは下がり、居住に擁する費用は軽減される。

不動産とはなにか

分かり易く言えば、親が建てた住宅が100年持てば、後世の家族は家を建てることなく住宅に掛かるコストは極めて低く出来るという事である。多摩ニュータウンにはすでに耐これを先代の造り上げた住宅と考えれば、久性の高い住宅ストックがある。これからの世そして機能や性能を向上させる投資さえ出来れば代の住まいは、維持管理と修繕の費用、安価に住み続けることができるのである。多摩ニュータウンにはそうした長期活用できるストックが集積しているからこそ、循環社会に最も早く到達する地域であると考えているヨーロッパの住まい作りで言われる言葉を紹介する。
「親が家を建て、その子が家具を揃え、孫が食器を整える」という格言があるが、今後はこれを地域に置き換えて行く時代で「ヨーロッパの住宅は石造りだからとりわけ多摩ニュータウンはそれが出来る地域である。長期活用が可能で、日本は木造だから長く持たない」という理由で建替の早さの言い訳に使われたが、コンクリートの建物は長期使用が可能だ。
地震に対しても広く住宅に採用されている壁式コンクリート構造の住宅は、新耐震の基準をも凌駕する強度を持つ。これは石の住宅すでにとして日本の土壌に定着している。

われわれはすでに長期に活用できる住宅ストックを持っている。
とりわけ公的賃貸住宅や団地を持つニュータウンには耐久性のあるストックが集積している。隣棟間隔の十分とられた配置、人が住み続ける豊かな緑地環境、計画的な街路整備と必要施設の整備など、為の堅牢なストックがある。
これらのストックの活用が今後のニュータウンのテーマであ資産を生かした経済の循環住まいに対する投資が少なくてすむ地域では、余剰の資金が集積する。相変わらず住宅投資という大投資を行わなければならない所では余剰資金は生まれない。従ってゆとりあこの場合、る都市経営は困難である。
多摩ニュータウンでは主だった住宅投資は必要ない余剰資金を他に回すことができる。のだから、折からの少子高齢化に投資する事も可能だし都市のバージョンアップに寄与することも出来る。

すでに住宅投資の呪縛から解き放されたイギリスやドイツの街は、街そのものが美しくなるようなまちづくりを始めている古い建物を修復して現代の機能や性能を加えて利用する、いわゆるリノベーションである日本でのリノベーションの始まりは街道筋や地方の集落で観光をベースに始まっているが、現代版住宅市街地のリノベーションは多摩ニュータウンから始めることが出来る。

相続人への贈与(相続開始前3年以内のもの)古くなった団地のリノベーションはいち早く取りかかれるに違いない。時代に合わなくなった建物のスケルトンを活かしたままでのリノベーション。外断熱でエネルギー消費を軽減しよう。メンテナンスフリーの屋根を掛けよう。エレベーターを増設してバリアフリー化新たに建てる必要のないストックがある。の改善を進めよう。資金は潤沢にある。経年変化に強いスケルトンが蓄えられている。経済の基本は消費の循環だけではない。ストックの循環も経済の循環に繋がることを認知したい。
働いて稼ぐことのみが美徳ではない。働かなくても稼げることも無理のない経済の循環を促す手だてである。不労所得を言っ所得が無くてもストックがあることが経済価値であることに改めて着ているのではない。
目してもらいたい都市別の住みやすさの評価軸に住居が基本的な指標となっているが、住宅の質は快適な生活を営む基本であり、さらに心地よい環境で生活するには居住の質をさらに高める必要がある。電線を地中化しよう。
町並みを統一して美しくしよう。コミュニティ豊かな安全なまちづくりに取り組もう。シェアリングで自動車利用をコントロールしよう。

賃貸不動産

高齢者や子供が安全に街にでられるようにしよう……地域を改善するために地域に蓄えられた資力が、居住者の投資が街の改善に役立つことになる。国では先進的なニュータウンへの取り組みを提言しているが、資金力のないまま口だけ出す地方自治体はむしろブレーキ役だ。関係自治体も税収のない状況を認めた上で、市民の資力やストックを活用する為の人的支援や環境を提供する役割を担って欲しい。多摩ニュータウンには廃校になった校舎や校庭がある。未だ買い手のつかない都市機構と東京都の土地がある。管理費用の増大に困っている大規模な公園がある。
歩行者専用道路という多様な活用が出来る道がある。赤字続きの公共施設がある。こうした資産は全て後世にこれらの有効活用が地域の知恵と資力で実現できる環境を整えよう残すストックである。ではないか。必要なのは市民が係わることの出来るきっかけを作ることなのだから、難し

いことはいらない。まずは市民参加の仕掛けをしよう。

注記(一七)rニュータウンの未来秋元孝夫著(多摩ニュータウン·まちづくり専門家会議)

再生のシナリオ

まちづくりに参加する人を集める仕掛け先にも記したが、自分の住んでいる街をコールドスポットにしようと思っている人はいあなたの地域コミュニティや資産を守っていくためにも、ない。

居住地区を活性化させ続けることが必要になる。その為には、まちづくり、まち育てに邁進する人材が欠かせない人が居なければ街は滅びるし元気の無い街には人が集まらない。その為にはあなたが真っまち育てに参加することが必要になる。先にまちづくり、しかし人を集めるには何か仕掛けが要るようだ。

私の団地でガーデニングが大好きな女性達が、いつも雑然とした団地の真ん中にある防火水槽の敷地を見て、何とか美しい花壇のある庭にしたいものだと思案をしていた。共用部分に個人的な意志で花を植えたりは出来ない。ふと、思いついたのはガーデニングクラブを立ち上げてみんなでやれば怖くない……と。

生産農業所得統計早速、チラシを作り回覧板で回したり掲示板に掲示した。ガーデニングクラブに入りませんか?ご一緒に団地を花で……連絡先誰も参加せず。落胆した女性達は、ご近所のおじさん達に相談をした。ふは……結果、むふむ、ガーデニングの講演会をしよう。みんなに役立つように専門家を呼んでお話をしてもらおう。と言うことになった。掲示板で講演会の案内をすると一五名ほどが集まった。質疑応答を終え盛り上がったところでガーデニングクラブに誘った。
講演会の後、すると参加者全員が名簿にサインをした。講演いただいた専門家は、緑化計画を作ってもらった近くの環境コンサルタントと出入きっかけづくりで人を引き入れることが人材発掘の秘訣りの植木屋さん。簡単な仕掛け、義務だけが全面にでて、参加意欲が失せるもの。である。
目的を最初に出すとみなさんガーデニングの事には興味津々なのだから、それをダシに人を呼び、その場で参加を募まるで催眠商法に似てはいるが、る。
決して高いものを売りつけるのではないのでお許しいただきたい。添することがメリットのあることと思わせることがポイントお父さんバージョン。団地の植栽の管理は費用のかさむもの。もう一つの人材集めは、毎年相当な費用を植木屋に支払う管理組合。高木の剪定や消毒などは専門家に任せた方が良いのだが、その中に草刈りや生け垣の刈り込みなどの簡単なものも入っている。